それは25歳頃でしたでしょうか?当時私は仙台から出てきた当初の夢に破れて、生活のために運送業に従事していました。仕事はとてもハードで、午前2時に4トントラックに手積みで荷物を積み込み数か所を回って手降ろしで配送、終了は夜の7時ころでしたが、配送間違いなどがあると当日中に対処しなければならないため、再度回り直し、夜10時を過ぎるなんてのもざらでした。そしてまた翌日未明から仕事です。
ある日、積み込みをしていると、急に猛烈な腹痛に襲われました。これがまた倉庫からトイレまで数百メートルあるのです、何とかたどり着きましたがズボンを下した後にパンツを下し・・・というところで我慢できず。ほとんど固形物の無いまるっきりの水便でした。
このような水便なので、深夜のトイレでパンツを水洗いし、履きなおすことでどうにか仕事復帰。当時一緒に積み込みを手伝ってくれた人は気づいたでしょうか?臭いは自身ではそれほど無かったと思っていましたが、今思えばトイレの帰りも遅いしうすうす気づいてたのかもしれません。まあ武士の情けだったのでしょうね。
今思えば、これがきっかけのように始まりました。