発病!

転職問題も落ち着いて来た頃です。かなりの便秘をするようになって来ました。一週間ほど出ないことはざらです。便秘の後、我慢できない便意を感じ、最初の硬い便の後に泥状の便が出てくるようになりました。ある日、そういった排便の最後にに赤黒い泥状便が出てきました。量としてはそれほど多くはありませんが、ちょっとショックでした。素人目に見ても「痔」ではない事が明らかだったからです。よく便を観察すると、硬い便のところにもストライプ上にこすれた血の様なものが付いています。

出血は「痔」のような肛門近くでは無く、もっと奥で起きているようです。慌てて休みを取り、最初行った所とは別の開業医に行きました。一度行ったきりで放置していたので最初のクリニックには行き辛かったのです。

次の医院の医者は、一通り私の話を聞いた後、検査をしましょうといいました。バリウムを肛門から腸に入れてレントゲンを撮る検査です。
これは非常に苦痛でした。もう私の肛門は緩くなっているのか、どんなに我慢しろと言われても、バリウムが溢れて出てきてしまうのです。しかもレントゲン台の上で上を向かされたり横を向かされたり、台が傾いたり。オマケに肛門から大量の空気を入れられ、腹はパンパンになるし、これで漏らすなと言う方が無理です。
レントゲン台の上で肛門からバリウムを撒き散らしながら、苦痛と恥ずかしさで泣きそうでした。

検査を終えて医師の診断は、「腸の炎症でしょう」という事でした。私もレントゲン写真を見ましたが、大腸の1/3ほどにブツブツとした「点」が大量に見られます。
その医師は、もっと大きな病院で再検査をすることを勧め、紹介状を書いてくれました。ひとまず何の病気かはよく判らず、その病院での再検査の結果を待たねばなりません。

投稿者: ibdlife

潰瘍性大腸炎を20代で発病しましたが、既に私も50代。思えば長々とこの病気と付き合ってきたものです。まあ大病しても人生どうにかなるものです。絶望したらそこで終わり、気楽に生きましょう。 人工肛門ですが、旅行好きです。一人でどこへでも行けます。飛行機に乗って海外にも行けますよ!

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