古い友人と相談事があったので久しぶりに歌舞伎町まで飲みに出ました。
もちろんUC治療中の時代は多少は控えていたのですが(それでも飲んでました)、大腸全摘出手術後は全く飲めなくなり、ビールを小さなコップ一杯、それでも顔を真っ赤にして気持ち悪くなるという状況になっていたので、アルコールは苦手になりました。
大腸が無いことによる吸収の変化なのか、大量の輸血による体質の変化なのか、私には判りませんが、ずいぶんと飲めなくなりました。それでも「飲むこと」自体は好きですし、酒の席の雰囲気も嫌いでは無いので、ちびちびと飲んでいるうちに、ここ数年はどうにか350ml缶くらいは平気で飲める位にはなりました。でも最近人気のチューハイのストロングはまだ駄目ですね。気持ち悪くなります。
苦手なのは具合の悪い肛門から「漏れ」が発生する事も大いに関係してます。特に外で飲む場合は自家用車も使えませんし、ただでさえ外出時に水分を控えるようにしていたのに、ビールを何倍も飲んだらお尻は駄々漏れ状態、家に帰ることもままなりませんし、その後にお尻周りの皮膚が荒れて荒れて痛い思いもします。
外で飲めるようになったのは、昨年の手術で永久ストマにした事も大きいです。これで気兼ねなく外で飲み、電車で帰る事が出来るようになりました。
そんな訳で行ったのは歌舞伎町にある「新橋魚金」の歌舞伎町店。コスパの良い店で刺身盛りとから揚げを頼んだだけで2人でおなか一杯になります。歳とってそんなにがつがつ食べませんしね。
ビールはグラスで3杯飲みました。家だと350mlを定量としているのですが、外だと3杯くらいは飲めます。本当はもっと飲みたい時でもそれをリミットにしています。というのもいくら「トイレの心配が無い」ストマといってもイレオストミーの私は水分がそのまま出てきてしまいます。パウチの容量にも限界があるので、あまり溜め込むとそれがパンクするという悲惨な状況にもなりますから。
ビール3杯だと店を出る前に1回、電車に乗る前に1回、そして電車を下りた駅でもう一回、タポタポになったパウチを排出させる作業が必要な感じです。なので、正体不明に酔っ払うわけには行きません。その作業を確実にこなさないと無事に家まで帰れませんからね。
そんな訳で、楽しい楽しい夜を過ごし、無事に帰宅出来ました。