予言?

約一ヶ月に渡り、発病前からの闘病記を書いてきましたが、やっと実時間と近くなってきました。いよいよ年は2016年を迎えます。

2孔ストマを作って7年程が経ちました。もうストマは生活の一部となりました。あたりまえのように、6日に1度パウチを張り替え、ストマケアを行なっています。
この体でも(押されてパウチが潰れる事を避けるため)ラッシュ時間を避ければ電車通勤も出来ますし、友人と都心でお酒を(軽く)飲んで、電車で帰る事も出来るようになりました。一人で日本中旅をすることも出来ました。海外も3回行きました。ジャカルタ、台湾、ハワイ、長距離の飛行機でもパウチ管理さえ正しく行なえれば何の問題も有りません。
この10年ほどでオストメイトの環境は驚くほど良くなりました。高速のSA/PAのほとんどにはオストメイト用トイレが付いています。主要空港も同様です。大きなショッピングモールやデパートでもオストメイト用トイレを導入する所が増えてきました。
ストマの扱いにも十分慣れました。このまま便漏れを抱えながらでも多分生きていけるでしょう。しかし、しかしなのです。どうしても便が漏れるのが嫌なのです。毎年のように家内には相談しましたが、「今じゃなくてもいいじゃない」「もう少し待って」と言われてきました。しかし私自身がもう精神的に限界を感じてきました。

そして2016年、私はどうであろうと今年手術をすると決断しました。家内も渋々ですが同意してくれました。私の一存だけでも手術は可能ですが、入院した場合家族の協力は不可欠です。やはり家内の同意は私にとって必須でした。
K先生に相談して今春に手術を行なうことが決定したのです。

家内は「絶対に上手く行かない気がする。このまま寝たきりになる気がする。」と不吉な事を言います。しかしあいつの言う事は結構当たるのです。何事も慎重に進める事が肝心です。

投稿者: ibdlife

潰瘍性大腸炎を20代で発病しましたが、既に私も50代。思えば長々とこの病気と付き合ってきたものです。まあ大病しても人生どうにかなるものです。絶望したらそこで終わり、気楽に生きましょう。 人工肛門ですが、旅行好きです。一人でどこへでも行けます。飛行機に乗って海外にも行けますよ!

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